尻取り日記「じ」12年前

この12年を思い出します。

12年前、息子は小学生でした。
ジムをアルンサックに任せて、僕は息子と一緒に京成に
乗って、成田に向かいました。

成田に着いてからも更にバスに乗ります。

1時間半くらいでしょうか。

指導を終えて、駅のロータリーにあるたこ焼き屋で欲しがる
息子に時に買ってあげて、時間がなければ我慢させて
家路につきました。

僕の工夫や努力が足りないから、首が回らなくなることが
あります。
その際は、現場作業をして、泥だらけで駅トイレで着替え、
成田に向かいジムのシャワーで一度身体を洗い流してからスタジオに
入りました。

再起してからも時に働いて、減量中は特に電車での移動時間すら
苦しくて、でも、これもそれも仕事だから文句は贅沢です。
やりたくてやっているのです。

何事も下手糞な自分が自分がいけないのです。


運動経験のない女性会員、試合に出たいというので、
一から教えました。
食事から気持ちの作り方、体重の落とし方や他にも。
深夜、公園で鉄棒に借りてきたミットを紐で縛って
上手に蹴れないとメールで相談が届きました。

試合に出てみたいといい出して、なので、それ用の練習に
切り替えて、初めてリングに上がるも相手の勢いに圧倒されて
ストップされてしまいました。

悔しかったでしょう。

彼女は何度も何度もタイミングを見つけては出場します。
勿論、普通に仕事して、練習は週一です。

そのうち、成田から船橋にも通うようになります。
そんな会員がその後、何人か出ます。
 
スクール会員の兼用の会費は半額です。
平日も来るなら5千円だし、週末なら3500円です。
いいのです。
気持ちよく続けて欲しいのです。

運動経験のない女性会員は、勝つ感覚が知りたいと敗けても
続けます。
1ヶ月に3試合出場したこともあります。

そして、ようやく勝ってやめました。

似たような男性会員もいます。
頑張っても報われない悔しさも勿論、1ミリでも勝つ気持ちを
教えてあげたいのです。

沢山気持ちを込めて指導してきました。
勿論、それが目的でない人にはそれ用に楽しんでもらう様、
考えます。


「一度始めたことは最後まで。」

座右の銘の1つです。

幼い頃、母からもらったその言葉を辛い時に支えにしてきました。


でも、そろそろ最後にしよう、そう決めました。
相当な体力を使うからです。




今日、スクールをやめることを成田店に告げました。
いつで終わるかはまだ分からないのですが、近く、
やめることにしました。

この12年間を思い出します。


文庫の「ざまぁみろ!」出版手前でした。
駅前でコーヒーを飲みながら頭を掻きむしって
いました。
物書きでもない癖に、継続したいと思い、その頃2冊目に
出した「死にぞこない」も文庫用に訂正加筆を始めました。
文庫化しませんでしたが、有料ですが、note版死にぞこない
公開しています。

走って指導に向かったこともあります。
帰りも走って帰ることを近いいつかの目標にしていましたが
出来ずに終わります。
会員と成田から船橋まで走ったこともあります。
色色なことを思い出します。



今週に入り、身体が痛くて我慢していました。
木曜日、ジムの休みをもらいました。
僕は自分の試合前以外、ミットを持たないことはありません。
でも、水曜日と金曜日の間の木曜日を休むとジムは3日間
休まねばなりません。

色色考えて、苦渋の決断を下します。
大変申し訳なく思います。

 



「え」でnoteに戻ります。