マンツーマン

もう、夏はとっくに終わったかのように陽が落ちると
肌寒くなります。
日中ですら、

日本と中国を表すそれではありません。
勿論、日本ハムと中日ドラゴンズのそれでも
ありません。

      涼しく感じる日が多くなりました。


昨日の最後はマンツーマンでした。
ミットを持ち終えて水でシャワーを浴びます。
お湯の季節ですが、真冬でも水を使うことが
多いです。
暑いのです。

身体が熱い、その意です。
水を被った後、練習を見ていました。
勿論、目視のそれではなく、指導の意です。

肉体労働をしながら毎日来る会員です。
翌日の仕事を考えて軽めにすると物足りなく
更に要求をしてきます。
濃くすればいいというものではないという
事を告げて、でも、結局は叱咤激励してしまいます。

彼をプロのリングに上げてやることが今の、
目標の1つです。

堪らなく眠くて、合間合間で眼を「しぱしぱ」
させていました。
「しょぼしょぼ」とドローな感覚ですが、でも、
「しぱしぱ」に近いでしょうか。
濁点すらつかない元気のなさです。

でも、眼の前に身に覚えのある男が立っている
ことで眼が覚めます。

「あれ、どこかで見覚えのある人だな。」
「なんで、ここにいるのだろう?」

もはや、そんなことを考える有様です。
14時から練習に着ていた会員が眼の前に
立っているからです。

ええ、近所ではありません。
なので、そう思ったのです。

「どしたの?」

僕を誘いに着てくれたのです。
嬉しくなって誘いに乗りました。
酒を吞めない訳ではないですが、美味しいと
思ったことがありません。

「旨いビール呑ませます」
そう謳うことはありますが、ビールを旨いと
思ったことがありません。

体重の落とし方のこと、食べ物のこと等を
いつか記せたらなと思っています。

そういう体質なのだと思います。

人とは吞みに行きません。
人見知りが激しいからです。
沈黙は苦にしませんが、何か喋らなくては
いけない空気が嫌いです。
なので、僕なんていない方がましなので
誘われても基本、お断りします。

駅に向かいながら、練習を撮影できなかった
ことを詫びました。
昨日着てくれたみんなに謝りましたが、でも、
申し訳なく思いました。

練習では身体で楽しんで、練習後は目で楽しんで
もらうというスタンスです。
それを、僕の不注意で奪ってしまった為申し訳なく
思ったのです。

ゴールドジム本八幡店、成田店のスクール会員、
そしてASSHI-PROJECTの会員全ての
練習を撮影してLINEのグループでシェアします。
シェアなんて語彙を使う自分が恥ずかしいですが、
通り過ぎてください。

自分の練習を客観的に見て、人の練習を見て、
目で楽しんでもらうというのが魂胆です。
出来ているつもりでも出来ていないことや、
何故、僕はそういうことを云うのだろうという
ことを理解してもらうためです。

昨日は全体を通していい練習だったので見て
もらいたかったというのがやはり本音です。

ミットを持っている人間にしか分からない客観性の
良し悪しを感じさせてあげられなかったことが
悔しく思います。

飯を食いながら、そんな話をします。
西千葉から通う会員らや府中から来てくれる
会員らに僕の感想を話します。

僕の言葉の意図とか記す程のことでもないので
割愛します。

「また明日」
西千葉の会員らとは競馬場で、調布を目指して
府中に帰る会員と船橋で別れました。


今日は17時からになります。
今日も旨いビール呑ませます。


そのストレス、どうにかしませんか?