尻取り日記「ぶ」武士

note用に記していたのですが、こちらに更新します。




幼少の頃は戦争に行ったという方が身の回りに多く
いました。
祖父もそうでしたし、通っていた小学校の用務員さんも
そうです。
なので、よくその時代の話を耳にしました。

母が幼い頃、曾婆さんがまだ生きていて、その方は文久
生まれだといいます。
侍の話、僕もとても興味があります。
無性に何が食べたくなったのでしょう。

「もっと話を聞いておけばよかった。」

武士がいたその時代、その時代に息した方のお話を是非とも
伺いたいものです。
よく、母は溢していました。
僕も祖父の第二次世界大戦の話をもっとよく耳にしておけばよかった
と後悔しています。
1945年8月15日、終戦が本当か否か、軍服を着て装備して
宇都宮から靖国神社まで歩いてきたといいます。
おそらく祖父が着いたのは、8月16日なのでしょうが、でも、
幼少期のその話を思い出して、終戦記念日に靖国神社まで
走りました。
息子が中学生になって、息子と一緒に靖国神社まで走り、
参拝しました。

「男の義務教育」
そう捉えています。
船橋からそこまで走ることも、終戦記念日の靖国神社を見ることも。
終戦記念日の靖国神社は昭和を、日本を感じさせてくれます。
もっと勉強しなければな、そう思います。

武士の時代に戻ります。
薬のない昔は歯が痛いだけで死んだそうですし、我慢出来なくて
自殺した人もいたかもしれません。
きっと、蜂窩織炎になったら足とか手とか切断するでしょう。

僕なんて、生きてないだろうな、そう思います。

ただ、即自死する勇気、今の人と昔の人にはそこに圧倒的な差が
あるように思います。
他の人とも、昔の方とも話をしたことがありません。
自分だけの感覚と思っている訳ではありませんが、
だから、比較しようがないので分かりません。

「今、飛び降りるとしたら。」
高い所から見下ろして、よくそんな想像をします。
小学生の頃、団地の5階から飛び降りようとしたことが
あります。
出来るか否か、見下ろして考えてしまうのです。
だから、高いところが苦手です。


6年生の冬、真っ暗な校庭でリンチを受けました。
団地の5階から見下ろして、落ちる自分を主観側から客観的に
眺めます。
アスファルトで頭が弾けるその瞬間や、頭蓋が割れる感触までが
想像出来て止めました。
「死にたい」
一丁前にそう思う癖に、その勇気が僕にはありませんでした。

「死ぬなんて簡単だ。」
その後、何かある度教師は口を揃えましたが、簡単ではないことくらい、
出来なかった僕には分かります。
無に向かう一歩踏み出す勇気が自分には足りなかったことも理解しています。

辛いことがあると、30年以上経った今も当時のことを思い出します。
多分、これはずっと続くのだと思います。

高い所に立つ際、もしくは、危険な何かを目にした際、
「今、出来るかな?」
そんなよからぬことを基準にした選択肢で迷います。

「そんな勇気なんていらない。」
確かにそうなのでしょうが、追い込まれたことのない
人になんて分かりません。
追い込まれたことのない気持ちがこちらには分かりませんので。

ネットの掲示板云云でもそうです。
被害者が出た時だけ、真剣に向き合うのです。
書かれたことのない人間はそんなものです。
数年前、僕も名古屋の同業者2・3人に連日罵詈雑言を
受けました。
開示請求できるなら即、実行して実名を晒したいと
思ったりします。

息子が小学校に入学して間もない頃、神戸で小学校で
児童連続殺傷事件がありました。

「さすまた」
なる防具だかが現れましたが、どこの小学校にも設置された
と思いますが、報道その他含め、先生方の今後に備えた練習を
耳にしたことがありません。
訓練を実行している学校もあるかもしれませんが、殆どは
そこで事終えている感がありました。
使っている形跡、職員室で感じませんでしたので正しいと
思います。

「誰かがなくなった時だけ真剣に考え、備えることの参加賞」
そう思っています。

誰かが亡くなった時だけ心配する、世の中次次と起こるから
そうだとしても仕方ないことなのかもしれません。
参加賞欲しさの何某かの問題が出来た時だけ考えるそれも
なくならないでしょう。
いじめなんてなくならないと思います。
大切なのは自分がいじめられないためにどうするかということ
だと思います。

世の中についてどうなればいいとか、僕には何も出来ないので
思うことはありませんが、ストレス発散の役に立てればなと
思います。
ジムに通う時間がない、最寄りにジムがないなど都合が合わない
方などは、寝る前にストレスを思い浮かべて枕でも殴るとよいと
思います。


自死する人は、最後の一瞬だけ武士の気持ちを主観で捉える
ことが出来るのだろうな、小学生の頃からそんなことを考えて
きました。
何の役にも立たない妄想です。
自殺がいいとは思いません。
でも、その最後の1歩先に踏み出せてしまう程追い詰められている
のだと踏み出せなかった、情けない自分は思います。
ストレスは心だけでなく身体も壊します。
そのストレス、どうにかしませんか?


30年以上減量しているので、ダイエットのお力にはなれるとも
思います。
1屯分は痩せてきました。

今日も旨い飯食わせます。




「し」でnoteに戻ります。