グッズ  ざまぁみろ®

今更記すのもどうかと思いますが、僕のことをご存じない方方ら
にもけて記しているのでご容赦ください。

中学2年生の頃にキックボクシングを始めて、強く思いました。

チャンピオンになるとか有名になるだとかの目標は普通に思い描いて
いて、でも、当時は今とは比べ物にならないほど無名な忘れられた
競技で、競技者なんて誰一人知りませんでした。
ブームの頃の選手の名をたまに大人から耳にする程度で、でも、
大人からもそこまでです。

試合会場に行けば、競技のTシャツとでもいましょうか、団体の
ロゴがプリントされたそれしか販売していませんでした。
細かくいえばもっと色色ありますが、自分個人のTシャツやグッズを
販売してもらえるよう企てていました。
まだプロにもなっていないたかが中学生が。

サインの練習もしていたし、グッズのデザインも考えていました。
オールドロンドンの書体のフォントでロゴも作りました。
今みたいにパソイコンなんてないからレタリングシールを買って、
貼り付けたそれを1文字1文字拡大コピーして、それらを切り取って
貼り付けをして、そんな工程です。
全部大文字だと読めないので、頭文字だけ大文字にしました。
今も使って履いているそのロゴのトランクスを15歳から履いています。

何もない3昔前のことです。
自伝に記した通り、遠回りした人生です。
2年遅れて高校入学しました。
勉強、全然出来なかったので、授業中や試験中の答案用紙に
ガウンやTシャツなどのグッズのデザインを描いていました。
ガウンといっても僕はまだ新人です。

その時に描いた髑髏を使って、Tシャツやガウンを作りました。
体育祭や文化祭などで学生が利用する格安で請け負ってくれる
業者で作って着ていました。
それでも、市販のガウンも格安とはいえTシャツも、そしてプリント代も
格安とはいえTシャツも17歳のバイトもしない
高校生には高価な値段でした。
ファイトマネーや激励賞、その度全部消えました。

身の程知らずも甚だしいですが、初めてガウンを着たのは
新人戦でメインを務めた17歳の頃でした。

目標を持つということは自分を近づけることと想い、33年間
やっています。
肩掛けグローブやざまぁみろ!Tシャツはもう、本当に長いこと
作って着ています。

話は逸れますが、「ざまぁみろ!」というのは僕が中学生時に
思い描いた言葉で、いつか馬鹿にした周りに云ってやろうと
心に握っていた言葉です。
その後、インタビューを受けるようになり、歪な人生の遠回りも
一般紙やテレビ局が面白がってくれて取材に来るようになりました。
ネットもなかった時代ですし、後に刊行される専門誌にもキックボクシングは
大して取り扱ってくれない時代でしたが、その専門誌で扱われるように
なった頃です。

自分のグッズを団体が作ってくれるようになりました。
思い描いていた願望が叶ったので嬉しかったのですが、でも、
自分の意見を生意気承知で云いました。
自分で考えたものを商品化したかったのです。
これまた授業中にノートに落書きしたロゴです。
描いていて気に入ったので残しておいて、それを使いました。
それが最初のグッズです。

団体もデザインする会社との契約だかがあるからといって、全ての
デザインに口を挟むことは出来ませんでしたが、でも、そこそこ納得は
しています。
もっとグッズが作りたくて、でも、
「お前個人だけなんて駄目だ」
ファンクラブ同様、自分で作りたいという意見すら却下されました。
でも、やってしまうのですが。

自分で考えたものを作ってみたいのです。
肩掛けグローブを作ったのはその頃です。
その頃作ったデザインのものも、そのうち復刻出来たらなと
思います。

お話をいただいていて記していた自伝が2001年に出版することに
なりました。
そのタイトルが
「ざまぁみろ!」です。「僕はま生きている」というサブタイトルは
出版社側から「ざまぁみろ!」だけでは駄目だというので、ならば、と
考えて一言添えました。

「ざまぁみろ!」
文章は下手糞ですが、僕をいじめた同級生やんんば馬鹿にした同級生に
向けて放っているかと思わせて、弱かった過去の自分に向けて吐き捨て
るよう記しています。
2008年には幻冬舎アウトロー文庫で文庫化しました。
こちらはハードカバーのそれとは内容が異なり、訂正加筆が大分
含まれます。

おめでとうございます。
只今、「おおいた」と読まれた方に3000点差し上げます。

note 

でも「ざまぁみろ!」は購読できます。
ご興味のある方は読んでください。
2003年に出版したその後の1年を記した「死にぞこない」も
訂正加筆して公開しています。


「ざまぁみろ」
2013年に商標登録に認定されました。
再起して、「ざまぁみろ!」Tシャツをまず復刻したのですが、
肩掛けグローブも覚えているお客さんからご要望を受けたりして
より完成度を上げて復刻しました。

小さくやっています。
今年はもう少し積極的にやっていこうとは思っています。
デザインも商品の質もご好評いただいています。
僕だけではありません。
誰にも乗り越えたい過去はあると思います。
悔しかった過去に「ざまぁみろ!」そういっていつか
笑える時がきたら喜ばしく思います。

大のオリックスファンでもある長年の僕のファンからご要望を受けて、
オリックスカラーの「ざまぁみろ!」Tシャツも作りました。
昨年の悔しかった想いに「ざまぁみろ!」、そういえるように
応援、頑張って欲しいと思います。

小さいですが、気持ち込めてやっています。
ざまぁみろ® 小さくやっていますお気軽にお問合せください。

 

 

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