土曜日

雨が降っているので、少し早めに向かいました。
雨の中、子供らがもし早く着ていたら濡れさせては
いけないと思い早めに開けようと思ったのです。

しかし、駅ホームに着くと、次やってくる電車は特急で、
結局いつもと変わらないその次の各駅になって
しまいました。
ジムに着いて、でも、まだ誰も着ていないので
安心しました。

少しして、1人着て、すぐに始めたのですが、
結局3人集まりました。
お母さん2人と小さな弟くん、見学です。

結構大きな声を出します。
ちゃんと理由も添えるので最初のうちは吃驚されますが、
でも、すぐに慣れてくれます。

3年生、5年生、6年生と学年は違いますが、
基本教え方は同じです。
順番なんて飛ばした自分なりの指導方法です。
初日からフックやアッパーも打たせます。
蹴りも、自分が意識してきたコツをそのまま
言葉にして、その感覚でやってもらいます。
大人も子供もそうですが、意外とみんな綺麗に
打って蹴ってくれます。
全てではないかもしれませんが、正しいと思うし、
間違えていないと思っています。
ワンツーばかりではつまらないですものね。
蹴りだって基本ばかりではつまらないですものね。
順番なんて飛ばします。
入れ替えます。

終了間近、子供らと、そしてお母さんらと少し前に
マンツーマンだった頃に走った話になりました。
少し前、5年生のひびきと一緒にジムから幕張駅
まで走りました。
大体8kmの距離です。
同級生らはきっと距離的にも道程的にもしない
でしょう。
馬鹿げていることに感じるかもしれませんが、
でも、それが自信につながってくれたら嬉しく
思います。

その子のお母さん、とても喜んでくれました。
だから今度、3人で一緒に走ろうと約束しました。
自信をつけてあげたいのです。
元元ある子にはもっと太いそれにしてあげたいのです。
ない子にはつけてあげたいのです。

小さなそれかもしれません。
でも、周りがやったことのないようなことを
やることによって、それは子供の中で自信になると
思うのです。
勿論、楽しく走ります。


自分が子供の時のことを踏まえて、息子が小さかった
頃にそれをやった時のことを思い出しながら、同じように
人様のお子さんを指導しています。

楽しんでもらえたら、ご飯を一杯食べてくれたら
嬉しく思います。